ウクライナ

ロシア料理店にてボルシチ

てっきりロシアの伝統料理だと思っていたら、元々はウクライナの料理らしい。

とはいえ独立する前のウクライナは、ソビエト連邦の中の一国だったという歴史的背景があるし、遠いウクライナのことなんて、チェルノブイリのこと以外よく知らない。チェルノブイリについても「むかし大変な事が起きて、現在でも結構大変」っていうことくらいしか知らない。
個人的な関心から、年に1、2回くらい、思い出したように『現在のチェルノブイリの状況』を調べてみることがある。1986年の事故から長い時間を経ても、相変わらず放射能ビビビな地域だけど、人間がほとんどいなくなったせいで、動植物などの自然が豊かになっているらしい。それと汚染地域の復興対策で、放射能汚染が残る地域で働く人は、給与面で国から優遇されるらしく、敢えて汚染地域で暮らす人もいるそうで。逞しいなぁ我が種。そんなところで代々暮らしていたら、適応力が働いて、新種が生まれても不思議じゃない。


これじゃコサックダンスもロシア伝統舞踊じゃないような気がしてきた・・・と思ったら、これもやっぱりウクライナ。どうやら僕が知ってる『ロシア』は、すべて『ウクライナ』だったようで。ウクライナ侮れぬ。外国の映画で中国人がハラキリをしていたり、日本人がカンフーの達人だったりするけど、それと同様の思い込み。・・・ま、まさか北方四島も?
ウクライナへの認識を色々と改めさせられた僕が、ウクライナ旅行のために考えたキャッチコピー。
『ウクライーナ オイデーナ』
ちなみにボルシチの赤は、テーブルビートという見た目が赤カブみたいな野菜に起因しているのであって、トマトシチューとは別物なんだから。美味しければどちらでもイイけど。