クシャミ翻訳辞書

電車の中で外国人さんがマンガを読んでおられる。

それだけなら別になんということもない。ただこちらの外国人さん、2つの電子辞書と1冊の辞書を駆使して、翻訳しながら読み進めていたのが印象的。電子辞書の一つは『日本語→英語』、そしてもう一つのは『英語→仏語』。書籍の辞書の方は不明。最終的にフランス語にしたいのであれば、『日本語→仏語』の1台で済んだのだろうけど、何か理由があるのかもしれない。日本に来てフランス語を勉強中のアメリカ人とか。ゴー・トゥー・フランスな話。
ある程度は書いてある日本語を理解出来るみたいだけど、分からない言葉が出てくると、その都度2台の電子辞書を使い、時々アナログ辞書も取り出してめくったりして、翻訳した結果をマンガ本に書き込んでいく。しかも結構分からない部分が多いようで、ページをめくるまでにかなり時間がかかる。20分くらいこんな位置で寄り添っていたけど、4ページくらいしか読み進めていなかった。ライフワークか。それとも翻訳の仕事?
タイトルは忘れたけど、カワイイ女の子が出てくる萌えーなマンガだった。萌え・イズ・ワールドワイド。


「モエェェェェェ・・・」
「もぉーダイジョブですかぁ課長?」
「・・・ハァハァ・・・キミは平気なのかね?」
「ボクの家系は美少女に強いんです」
「よ、よぉし!それならもう一軒・・・モエェェェェェ・・・」
「ムリしないで下さいよ課長ー」


まったく関係ないし、以前にも書いたことだけど、僕が中学生の時、クシャミをする時、「クシャミ!」と言いながらクシャミをするヤツが同級生にいた。彼の場合はワザとだけど、時々クシャミをする時に、あまり耳慣れない擬音を出す人がいる。以前電車の中で、「バカッ!・・・バカッ!」と大声で怒鳴っているおじさんがいたから、酔っぱらい?それともケンカ?と思っていたら、ただのクシャミだった。ちょうど花粉が舞う時期だったので、もしかしたら花粉に対しての怒りを込めた「バカッ!」だったのかもしれない。