映画『フィッシュストーリー』

伊坂幸太郎原作の『フィッシュストーリー』を観賞。
春分の日。折りしもちょうど公開初日。特に『観に行くぞ!』と意気込んでいたわけではなく、何か映画を観よっかなー、と思ってケータイで調べたら、ちょうど公開日だった。

2012年 彗星衝突まで、あと5時間!
1975年の発売当時誰にも聞かれなかった曲が、
めぐりめぐって、地球滅亡の危機を救う!!

さて、どんな物語を想像しよう。やっぱりジャイアンのレコードか。
大音量の「オ〜レ〜はジャイア〜ン♪」で、彗星木っ端微塵。
偉大なる救世主・ジャイアン銅像が立つ。


伊坂幸太郎の著作に関してはアレコレ読んでいるけど、この『フィッシュストーリー』は未読。原作ありきの映像モノは、原作が先か、映画を先に観るかで、いつも少し迷う。ただ今回は、音楽が重要なテーマになっていることもあり、先に原作を読んで、自分の中である種の音楽を想定してしまうよりも、音楽が付属した映像を先に見た方が、ギャップによる違和感がないから良かったのかもしれない。
ちなみに個人的に一番好きなのは『グラスホッパー』なんだけど、伊坂本の中では、それほど人気のない部類に入るみたい。