霜降銀座

カラオケスナック・いこい。

あまり訪れない場所なので、せっかくだからと六義園から散策を続け、商店街に入ったら見かけた。

カラオケのお店 など
 やってみませんか

何となく「カラオケのお店にするよ・・・ね?」なんていう暗黙の了解があるかのような錯覚を覚える。手書きの温かみも、この場合は無言の圧力になっているような印象。カラオケのお店が立ち行かなくなった場所に、カラオケのお店って、どうなんだろう。


そんなお店があるのは『霜降銀座商店街』。
第1回商店街グランプリで、準優勝している商店街。すごいグランプリがあったんだ、と思うけど、判断基準はよく分からない。店の名前でしりとりをして、長く続けられた商店街の勝ち、とかかなー。
商店街の途中に豊島区と北区の区境があり、北区に入ると『染井銀座商店街』と名前を変える。この北区の西ヶ原には、かの名探偵・浅見光彦が住んでおり、その関係で、この商店街ではミステリーツアーが開催されている。参加費無料で、しかも謎を解いたら、内田康夫の『サイン入り著書』までもらえる。
内容までは知らないけど、商店街の蕎麦屋の店主が殺されたりするんだろう、たぶん。凶器はヒゲ剃りで、散髪屋の主人が犯人・・・と見せかけて、商店街の全員が犯人という、どこかで聞いたような大どんでん返しが!・・・きっと、おそらく。何にせよ『店主の自殺』なんていう結末だけは避けてほしいところ。そこは頑張って。


商店街は、シャッターが目立つようになるとすこぶる寂しい気持ちになる。コンビニや大型量販店ばかりで買い物をしがちながら、たまには地元の商店街で買い物をしてみるのも良いかもしれない、と賑やかな休日の商店街を歩きながら思った。