読書メモ

東京奇譚集 (新潮文庫)

東京奇譚集 (新潮文庫)

ターン (新潮文庫)

ターン (新潮文庫)

語り女たち (新潮文庫)

語り女たち (新潮文庫)

ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)

ニシノユキヒコの恋と冒険 (新潮文庫)

蛇を踏む (文春文庫)

蛇を踏む (文春文庫)

けものみち(上) (新潮文庫)

けものみち(上) (新潮文庫)

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)

陰日向に咲く (幻冬舎文庫)

いつもと傾向が違うのは、人から薦められた本が多いから。
北村薫の『ターン』は、名称さんに「全部暗記しろ」って言われて必死に読みました。暗記は全然出来なかったけど、読後の清涼感は他にはない味わいが。
川上弘美はどちらも短編集。『蛇を踏む』は、見方によってはシュールなボケを延々と続けられている感じがして、ツッコミタイプの方にはオススメかも。読みながら心の中で「オイオイ!」って何度も言った。
松本清張が渋い。まさかここで松本清張を読むことになるとは。所々に中途半端なエロ描写が出て来て、「官能小説でもないのに、こんなにいらなくね?」と不思議に思っていたら、あとから週刊誌に連載されていた作品だったということを知り納得。上下巻読むのに予想以上に時間かかった。
劇団ひとりは、脳内の朗読者がやっぱり劇団ひとりになりました。


最近は長編ばかり読んでいたので、短編が新鮮な感じ。
確かに新潮多いなー。