サンタのミカン

自転車を路上に停めておくと、カゴの中に時折贈り物が入っていたりします。
大抵は単なるゴミなのが残念なところですが、『週刊少年サンデー』であったり、あるいは『課長島耕作』の単行本6巻であったりと、たまにはゴミではないモノもあったりします。まあ記憶に残っている限り、ゴミ以外のモノってそれぐらいしかありませんし、カゴに入れた人にとっては、それらもゴミであったのかもしれません。が、そうは思わずに「贈り物だ!」と思えば気分も上々。どちらも普段読んでいないので、微妙な贈り物ではありましたけど。
さて、今回の贈り物は?というと、『ミカン』でした。ミカンが1つ転がっている我が自転車のカゴを見て、しばし硬直。
手にとってみると、別に腐ってるわけでもなく、穴が開いているようなこともなく、外見上は単なる見慣れたミカン。初食べ物。うーん、でもどうしよう・・・食べる?・・・食べてもダイジョブ?結構不安。でも捨てるには忍びない。
しばし葛藤したあと、隣に停めてあった自転車のカゴにミカンを贈りました。


一週間早い、メリークリスマス。