ガス電池(1歳)

なんでこの日記が、現実よりも少し遅れて書いているのかというと、
「あ、あの日なにがあったっけ?なにをしてたっけ?」
と思い出しながら書いているからです。ボケ防止です。
さっき思いついた理由を、あしらってみました。
記憶力はそれなりに良い方だと自負してますが、新しい情報が上書きされてないだけかもと思ったり。


で、記憶の話。
僕の最も古い記憶というのは、1歳の頃のモノです。果たして自分が1歳になっていたかどうかは、いまいち不明瞭なのですが、2歳の時にはすでに引っ越していまして、その前の家での光景なので、2歳になっていないことは確実です。
その記憶というのは、幼馴染の女の子のノリちゃん(仮名)と、「キキとララ」の玩具で遊んでいるというものです。木の上のところに人形を置くと、それがツーっと滑り降りてくる。他に特別なことは何もなく、ただそれだけの光景です。それが特に面白いとか感じることもなく、義務的にそれを繰り返しているだけ。アホの子ですか。
面白いのは、その時の自分の感情が、まったく分からないってことです。それ以降の古い記憶には、嬉しかったり悲しかったり、恥ずかしかったり驚いたりといった感情が伴っているのですが、その最古の記憶には、そういった感情がまったく欠落しており、ただ映像が見えるだけ。まだ「感情」というモノが、自分の中でハッキリしていなかったからでしょうか。


それにしても、もっとインパクトある光景だったら面白かったのに、なんでそんな光景が僕の脳裏に焼きついたのでしょう。しかし、もしかしてそんな玩具はこの世に存在せず、幼馴染のノリちゃん(仮名)すら、自分の頭の中で作り出していたとしたら・・・うぅむ、それは逆にインパクト大きくなるな。
まあ、パパとママが組み体操してるなんて光景じゃなくて良かったですけど。
世のパパさんママさんは、乳幼児だからって侮らない方が良いですよ。