シスの○○○(字数制限なし)

今さら感は否めませんが、「スターゥオーズ エピソード3 シスの友達以上恋人未満」を観てきました。


ここから連なる旧3部作への布石でもありますからして、この「シスの新大陸発見」の筋書きは言わずもがな予想通り、ダース・ベイダーが独自の呼吸法を編み出して大活躍!跳梁跋扈する魑魅魍魎を虫メガネで次々に焼き殺して平和を取り戻し、良きマイホームパパになって家族一同で釣りに行くわけですが、そんな米国産の軽くてふんわりサクッとなめらかストーリィはどーでもイイのでポイッとして、その価値があるのは何と言っても映像。嘘でガチガチに固められた世界を見せてくれれば満足。役者なんて、たとえ割箸で出来ていても気にならぬ。いや割箸はさすがに言い過ぎかもしれん。まあ森林保護を訴える作品っぽくなる気がしないでもなし。
CGは、なんと言っても現実世界さえ嘘で塗り固めるフォースを持った米国産。クオリティは保証済みなはず。ダース・米ダーとはホントよく言ったモノです。上手いこと言っちゃったねドーモ。


さて、この「シスの黄色いハンカチ」ですが、最新のSF大作モノにしては、その映像はいささか物足りないモノに映りました。先週に『ロード・オブ・ザ・指輪』を劇場で再観賞した眼ですから、余計だったのかもしれません。
まあこのシリーズ、独特の場面転換エフェクトなどからも分かるように、随所に一貫性を持たせようとしているようなので、エピソード1「シスの紫外線対策」やエピソード2「シスの土用の丑の日」との落差がないように、バランスを整えて作っているのでしょう、おそらく。
そのせいだけじゃなくて、スクリーンが小さかったせいもありました。すっごい小さいスクリーンでした。こぶし大くらいの。ちと残念でした。
何にせよ、「作れ」と言われても作れない僕が言うのもなんなのですけど。僕だったら「粘土ドコ?」とか言うと思います。


ストーリィは置いておくとして、全体としてはそれなりに楽しめるものでした。笑えるトコもありましたし。特にラストの対決は大爆笑。
あ、それと今回は、ひたすらライトセーバー一辺倒だった気が。何かというとライトセーバー。食事の時もライトセーバーのび太のクセにライトセーバー
僕の動態視力で追えるスピードではなかったので、DVDでスロー再生をして見てみたいです。
途中、割箸になってるかもしれんし。
ところでダース・ベイダーさんは、あのマスク装着のまま母体から生まれてくれば、話は実に簡潔だったんだ。


ちなみに、色々と宣って参りましたが、僕のスターゥオーズに対する関心の度合いは、ガンダムへのそれと同程度なのです(オチ)。


 未使用品一覧

「シスの枕詞」
「シスの特ダネ」
「シスのターンテーブル