神輿シェイカー

浅草の三社祭に行ってきました。んー、やっぱすげぇ人出ですなぁ。
日本の祭りの発端はその風土にあり、昔は梅雨の時期に疫病が大流行して多くの死者が出たので、その時期に祭りで気合いを入れて乗り切ろうとしたのだ、という話を民俗学の先生に聞いた覚えがあります。
神様がどうのこうのとか言われるより遥かに説得力があります。
疫病に苦しむことがなくなった現在では、地域親交や、単なる鬱憤晴らしが主な存在理由でしょうか。あと無論マネーか。


三社祭と言えば神輿で有名。らしい。ですか?まったく知りません。
神輿の概念を取り払ってから、神輿を担いでる人達を見ると非常に面白いですね。
「この人達はいったい何をやっているんだろう?」って。
新手のカクテルシェイク?耐震実験?集団万歩計カウント祭り?
いや祭りって言っちゃダメじゃン!・・・まあそんな楽しみ方になります。
でも出店がいっぱいあるのは楽しいですよねーって何も買ってないや。


そういえば、たまに死者が出る岸和田の「だんじり祭り」や諏訪大社の「御柱祭」って、なんで認可されてるんですかね?
昔から不思議で仕方ありません。伝統行事だからでしょうか。
「この祭りで死んでも本望だ!」って人は、そりゃ死んでも構わないんでしょうけど、
「このバイクに乗ってて死んでも本望だ!」って暴走族は取り締まられますよね。
暴走族とかも、長い時間を経て伝統が培われれば容認されるのでしょうか。
まあ騒音問題とか、関係ない人を巻き込む事故の可能性もあるので、同じ観点で論じること自体間違っているのでしょうけど。
でも名前は面白いですよね。暴走族て。ハハ。
僕の居住区ではすでに昭和の遺物であり、滅多にお目にかかることはありません。
合掌。