古武士


『古武士』。
昔は開店前から行列が出来るほどの有名店。その勢いに乗って店舗を増やし、都内のみならず仙台にまで出店したが、急激な店舗数増加により質の低下を招き評判を下げ、さらに出店資金を回収するに至らず撤退する店舗もあり、資金繰りが悪化。結果倒産。栄枯盛衰。
その倒産から1年と少し後の20006年9月に、昔のスタッフにより、再度新宿・小滝橋通りに復活を遂げる。


営業再開して間もなくの頃にも、すでに訪れてはいたが、その時の印象は「?」。新生・古武士の味は、昔のそれとは明らかに違っていた。何度か食べたとはいえ、さすがに昔の古武士の味を克明に覚えているわけではなかったが、思い出が美化されているわけではなく、ハッキリとした違和感を持った。だから食べている間ずっと「?」。しかし久々に訪れたこの日は、営業を再開した当初よりも、昔の味に近付けようとしている努力は感じられた。


我が事ながら、何で『つけ麺』というカテゴリを作らないんだろう?と、ふと思ったけど、個人的な味の感想や評価はしていないし、場所や営業時間も明記していないので、データベースとして、あんまり役に立たないからだ、と思い至る。