AM2:00〜AM4:00

俺、レジスタンスのメンバー。
何に対するレジスタンスかっていうと、政府軍?みたいな感じ。とにかく弾圧弾圧で、みんな非常に困ってる。
で、レジスタンスの俺は、リーダーの命令で何人かの仲間と一緒に、変な施設に忍び込む。廃棄されてから長い時間が経って、所々が植物に覆われてたりするような朽ち果てた施設なんだけど、かつては何かの研究をしていたような科学的な建物。そこで政府軍の奴らと出くわすたびにドンパチやるんだけど、向こうは銃を持ってるのに、コッチは手斧。しかも投げたら戻ってこないから、レジスタンスメンバー全員、手斧いっぱい持ってる。手斧だけでどんだけ重装備なのかと。俺も銃弾をかいくぐりながら、必死で手斧投げて、敵を倒してくの。結構頑張ってた。


ある程度進んだところで、俺がハシゴを上ってる最中、敵に狙撃された。仲間の声に反応して頭を下げたから、頭部への命中は何とか避けられたんだけど、弾丸はハシゴを握っていた左手に当たって、俺の左手木っ端微塵。でも全然痛くなくて、「アドレナリン効果すげー」とか感心した。弾け飛んだ左手は、最初はグロテスクな感じで、血とか肉片とか丁寧に描写されてたんだけど、途中で脳が「この処理メンドウ」って思ったのか、途中から俺の左手ドラえもんみたいになってんの。ただの丸。手抜き過ぎ。その時吹っ飛んだ親指を拾ってくっ付けようとするんだけど、まったくくっつかなくて、よく見たら親指の断片に俺の苗字が浮かんでて、「コレは印鑑にも拇印にもなるぞ」って、ちょっと得した気になった。


そもそもこの施設に忍び込んだのは、ここに『伝説の武器』がある、という情報があって、その武器を入手するためだったんだけど、その武器ってバラバラになってて、1つ1つのパーツは、扇形のパイプに刃が付いてるような代物。で、メンバーが何人も倒されつつも、協力してその武器の破片集めていって、多くの犠牲を払って集めたパーツを組み立てて出来上がった伝説の武器が、こんなの。



ちょ、ラートじゃんコレ。ってその名称すら、検索してやっと分かったんだけども。でもラートじゃなくて、マジで伝説の武器だから。2本のパイプの外側には刃が付いてるし、俺レジスタンスだし。それに乗り込むのは予想通り俺。
コレで山みたいな斜面を、大の字でグルグル転げ落ちながら、政府軍の奴らを蹴散らしていくの。すごいだだっ広い山なのに、御丁寧にも政府軍の奴ら、ほぼ1列になって俺が転がる先に列になって待ってくれてて、意外といいヤツらだな、みたいな。ただ、そのグルグル回ってる映像処理は脳に負担がかかるのか、俺はそれを見てるだけ。伝説の武器に乗り込んで、ものすごいスピードで山を転がり落ちていく俺、を見てる俺。壮観。


で、山を転がり終えたところに、竹中直人みたいな政府軍のトップが待ってた。
直人は、「貴様らがそれを手に入れるとは・・・」とか悔しがってて、「その力は人間にとって云々」とか偉そうなこと言ってた気がするけど、どう見てもラートなんだけど。直人が一通り口上を終えてから、「だがコレを見よ!」って叫びながら後ろにあった黒い幕をバサァっ!って取り払ったら、やっぱりラート。俺の白いのと違って、黒いバージョン。
そっからはもちろん俺と直人の一騎打ち。ラートとラートの激しいぶつかり合いなのに、コレ何てドラゴンボール?みたいな感じで、吹き飛ばされるわ爆発するわで、そりゃもう大変。で、結構長いことガンガンやってたんだけど、最後2人とも力を使い果たして、ラートに乗ったまま、地面にバッタリ。そしたら直人が「先に起き上がった方が勝ちってことで!」とか勝手なことぬかして、ふんふん力入れてラートに乗ったまま起き上がろうとしてんの。俺も負けじとふんふんて起き上がろうとするんだけど、なかなか思い通りにいかない。


で、結局俺が先に起き上がって、直人「み、見事・・・」とか言いながら絶命。レジスタンス勝利。朝日が昇り、ラートに乗った俺のシルエット。


って夢。