ふとテトロドトキシン

素朴な疑問なんですが、フグって何で毒持ってんの?
ヘビとかサソリとかは、毒を持っている意味が分かります。獲物を確実に仕留めるために、牙や針を使って毒を注入するっていうね。毒として非常に有効で正しい使用法だと思います。でもフグって、毒を使用するような狩りは行いませんよね。青酸カリの850倍もの毒性がある毒なのに、基本的には毒を体内に溜め込んだまま。人間様が食べる時に注意しなきゃってくらい。コレは毒の持ち腐れじゃなかろうか。餌となる貝類を摂取することによってフグの体内に毒が溜まってしまうらしいので、フグ本人にとっては、やむを得ず毒が溜まってしまっている状態なんでしょうか。食べたら毒が体内に取り込まれるけど、食べなければ死んじゃうから仕方なく食べまーすモグモグうーん不味いー、という感じで。いますぐ食習慣を見直せよって話。さらにそれならば、餌となるその貝類はフグ以外の捕食者に食べられることはないのか?

とにかくもう疑問だらけなのですが、wikiに、
『フグ毒についてはまだまだ解明されていない部分が多いのが実情である』
って書かれていたので、全部忘れてもう寝ます。