ソーセージ

打ち上げ!

『!』マークが、何故か物悲しく見えてしまう網の上の光景。
食べ放題ですよー、とか補足してみたところで、ますます哀愁が色濃く。


一見、普通のどこにでもあるソーセージに見えるけれど、実は本場ドイツ・バイエルンの職人による手作りの逸品でして。
その職人はソーセージだけで三ツ星どころか五ツ星ぐらいもらえる。オードブル・ソーセージ、メイン・ソーセージ、デザート・ソーセージ。ブラボー!で五ツ星確定。でも彼は、そんな俗世間の評価に興味はない。その昔、崖から落ちそうになっている息子とソーセージを目の前にしてソーセージに手を伸ばし、結果、息子を失う。以来、山奥の小屋で、テレビも見ずにひたすらソーセージ道を歩み続けている孤高のソーセージ職人。
原材料になっている豚は、狭い豚小屋で飼育されているような養殖豚ではなく、野生の中で逞しく生きる猛者。熊に出会っても猪突猛進で返り討ち。正しくは豚突猛進。ベルリンの壁も、ホントはこの豚が突進して壊した。結果、東西統合。宇宙へ飛び立ったライカ犬は戻って来なかったけど、コイツは自力で生還したらしい、という都市伝説を、ドイツで知らない小学生はいない。


そんなソーセージが、今だけ食べ放題!