I want TV

経済国家をこれ一個人と見立ててみれば、お金が生命を維持するために必要不可欠な酸素みたいなもので、それを縦横へと巡らせる僕らは、さしずめ赤血球といったところでしょうか。立派なおじさんとなって再結成したEL&Pの『Paper Blood』って曲を否が応にも思い出します。今日も今日とて消費日記。液晶テレビを買いました。


最近のテレビでは標準的仕様なのか、あるいはメーカー固有の特質なのか、10年以上前のブラウン管からタイムスリップな僕としましては分からないのですが、外部入力系統の多さに時代の流れを感じます。馴染み深い赤とか黄色のRCA端子3系統に加え、S端子2系統、D端子2系統、HDMI入力。おまけにPCの入力まで引き受けてくれるみたいです。以前のブラウン管はRCA端子2系統のみ。しかもそのうちの1系統は明度が抜群に低く、つないだ映像を黒く塗り潰す検閲システム搭載で、邦画やホラー映画などの元から画面が暗めの類は、もはや何が映っているやら見当つかないほどでした。それに比べれば、ここは自由の国。でも、そんなにテレビにつなげるようなモノを、僕は持ち合わせていません。どのような使い方をすれば、これが全部埋まるんでしょう。手に余る自由は人間を不安にさせるので、取り敢えず半年前に購入したけど、何をしたら良いのかよく分からなかったWiiを接続し、さらにそこからネットに接続。

テレビでソーリー。何か新鮮です。