二重跳びノ摂理

いやぁ、なかなか豪快な雨でしたin東京。
雨の勢いが絶好調な夜、僕はちょうど外出先からの帰宅途中でした。ちゃんと傘をさしていたのに濡れ鼠。水も滴る電池がビビビ。
杉並区などでは床上浸水や住民避難という事態にまで至っていました。人間の力では、もはやどうしようもないですね。


僕の家の近くにも川が流れています。「かぐや姫」の歌で有名な神田川です。この川は、昔は大雨が降ると、たびたび氾濫していました。
今は取水施設が出来たので、そう簡単に氾濫することはないようですが、僕が子供の頃には「水位が高くなってまっせー」という警告のサイレンを、よく聞いたものです。
http://giweb.kubota.co.jp/back_number/vol_5/vol5_5.html
実際に我が家が浸水の被害に遭ったことはありませんが、それも家が僅かに高い位置にあっただけの話で、近くの道路が川になっていたこともあります。普段、車や人が行き交う道路が川になっているというのは、そりゃあ衝撃的な光景でした。翌日になっても水が残っており、その茶色く濁った水の中を、無駄にテンションを高めた子供たちが泳いでいたり。もう20年以上も昔に見た光景ですが、今でも目に焼き付いています。


そうそう、その時にプカプカ流れていた縄跳びを拾って、僕は二重跳びを体得しました。
風が吹けば桶屋が儲かり、嵐が過ぎれば二重跳びをマスター。
是即ち摂理。