夏の恒例行事

briki2005-08-07


蜂の巣作り。毎年夏になると、我が家のどこかに蜂が巣を作ります。
蜂に刺されると痛いので、どちらかというと好きではありませんが、『蜂が巣を作る家は安全』という先人の入れ知恵を信じ、毎年放置しています。
危険性は低い蜂みたいですし。


この『蜂が巣を作る家』だけでなく、『大地震の前にはネズミが一斉に逃げ出す』とか、昆虫や動物が有するといわれる危機察知能力って、はたしてどれほど信頼出来るものなのでしょう。
大学などの機関でもナマズ地震の関係が研究されているくらいなので、ある程度の信憑性はありそうなのですけど、しかしこの危機察知能力って、自然の驚異に対してしか働かないのでしょうか。
もし自然以外を対象にしても、自己の危機であれば対象を問わずに働くのであれば、ネズミ捕りにかかるネズミはいなくなるし、業者に駆除されるスズメ蜂もいなくなるはずですよね。


 スズメ蜂駆除業者の会話 「もぬけの殻です!」「またかー!」


まあそんなスーパーな危機察知能力が、ネズミやスズメ蜂に備わっていなくて良かったのかもしれません。


「僕はキミたちをある程度信用して軒先きを貸しているわけだけど」
「はい、無断ながら失礼しております」
「実際のところどうなの?」
「信じるものは救われる、ですよ」
「なるほど。そして僕のその信仰心は、キミたちのことも救っているわけだ」
「我々もまた信じていますので」


 お粗末。