ロボダン

唐突ですが、ロボットダンスがしたい。
ギターで遊んでたら、自分の体なのに、なかなか思い通りに動かせないもんだなー、ということを改めて感じました。肉体とは魂の牢獄らしいですが、まさにそんな感じ。よし、この肉体という牢獄を抜け出して、魂の赴くまま、お隣さんに醤油を借りに行こう。何だこの甘口の醤油は。魂プンプン。
そんなわけで、もっと自分の体を自分の意思通りに制御出来るようになりたい。と思ってたら、自然にロボットダンスに行き着いた次第です。でも正しいロボットダンスのやり方なんて全然分かんないし、鏡で自分の姿を見ながら練習しようとするほどの熱心さにも欠けている現状は、歯磨きしてる時に「シャコ、シャコ」ってちょっと止めてみたりするくらいのもの。ここから始めるロボットダンスは、あまりにも遠過ぎる。でもロボットダンスで見るような、止めたあとにちょっと(くいん)ってする動作の練習にはなるかも。シャコ(くいん)シャコ(くいん)。多分ロボットダンスが上達するより、歯茎から血が出る方が先でしょうけど。


「ロボットダンスが上手くなりたいんだ」
「じゃあ教えてあげましょう」
「マジ?出来るの?」
「だって私、本物のロボットですし」
「ウソだー。どっからどう見ても普通の人間じゃん」
「あ、こ、腰が痛い。対管盤ヘルニアが・・・」
「わ!ホントにロボットだ!」
「対管盤ヘルニャーが・・」
「わ!ホントにロボットで、しかも猫型だ!」


だがしかし。自分の人体とはいえ、どれだけ練習しても完全に掌握するのは難事なのかもしれません。体操競技とか見るたびに思いますけど、自分の体の動作やバランス、力の入れ加減などを完璧に出来たら、金メダル確実じゃない。前方抱え込み二回宙返りからのモリスエを経て二泊三日。平行棒の上に二泊三日。ウルトラ何だ。
誰かロボットダンス得意な人、いませんかねー。


関係ないけど、財布の中に小銭がいっぱい。