可聴周波数域チェッカ

可聴周波数域チェッカ』で、自分の耳がどれくらいの範囲の音を聞き取れるのかチェック出来ます。


人間の耳は16〜20,000Hz(ヘルツ)の範囲が可聴可能とされてます。この数値が高いほど高音ということです。で、リンク先のページでは『平均年齢:23.8歳の男女10名の平均値が18072Hz』となっています。人間の可聴範囲は年齢と共に急激に衰えていくので、子供なら20000Hzまで聞こえるそうですが、20代後半で17000Hzくらいまで可聴範囲は低下、そして32歳男子のマイイヤーは、16500をちょっと越えるのが限界でした。スペクトルアナライザー(周波数ごとの音量を測定する分析器)で見ると、確かに8000Hzと同じ音量で音が鳴っているのですが、まったく聞こえず。18000Hzで話しかけられても、間違いなく反応出来ません。子供の頃なら反応出来たんでしょうけど。肉体は、気持ちとは関係なく衰えているものなのね。
ただ、使用するヘッドフォンや音を鳴らす環境に大きく左右されるので、正確な測定をするのは難しいかもしれません。ノートPCのヘッドフォン端子にイヤホンを差し込み、ノイズだらけの劣悪な環境で測定したら、

最高可聴周波数20100Hz。あり得ない。
この場合は、純粋に20000Hzの音が聞こえているというよりも、ノートPCのノイズに測定音が干渉した結果として聞こえているのかも。


この『可聴周波数域』の特性を利用して、(株)TAITOがモスキート音の着信音の配信なんてことを始めました。高周波数の音が着メロで鳴っても、大人には聞こえないというわけですね。イイなぁ若者ども。


ちなみに犬は65〜50,000Hzまで聞くことが可能。犬笛は30,000Hzという超高音で鳴るので、人間の耳には聞こえないけど、犬には聞こえるというわけです。
もし犬笛を吹いて反応する友達がいたら、迷わずあだ名を「犬」としましょう。
 ワン。